世間話
こんにちは。 足立です。
アベノミクス以来、円安、株高にふれていましたが最近少し
低迷してきています。
アメリカに至っては、ダウ平均が至上最高値を更新したりと
バブル状態になりつつあります。
私たちは、バブル崩壊の経済を体験してきていますので
これからの経済の行く末に一抹の不安も感じますよね。
アベノミクスによる株高と円安で、中間層は沸き上がっています。
でも輸出数量が減少し続ける中で、物価が上昇する景気の
現況は、経済の教科書にある「スタグフレーション」そのものです。
景気について言えば、経済データは、実はよくないんです。
特に気になるのは、輸出数量が毎月のように減っていることです。
。
ただ、25%も円安になったおかげで、輸出は金額ベースで大幅
に手取りが増えているんです。
でも、数量が減っているのだから、国際競争に負けているということです。
だから、なぜエコノミストが指摘しないのか不思議なんですけど、
これこそが「スタグフレーション」なんです。
スタグフレーションの直近の例としては、
1970年代のオイルショック時が挙げられます。
当時は、第4次中東戦争をきっかけに原油価格が約4倍に急騰し、
あわせて物価も上昇しました。
一方で経済活動は、企業のコスト上昇などを受け収縮しました。
あのトイレットペーパーの買占めがおこり、店頭から消えた
時ですね。
私は、まだ幼かったので記憶にはありませんが・・・。
近い将来起こりえるかもしれませんね。
それではまた。