防火サッシ

こんにちは 足立です。


防火地域・準防火地域に家を建てる場合、

建築基準法で定められた箇所に防火サッシを使う必要があります。

その防火サッシには、延焼を防ぐため、

ガラスが火災発生時の熱に20分以上耐え、

窓枠から外れない構造であることがが求められています。

各メーカーでは、

カーテンウォール・防火開口部協会が大臣認定を受けた

「通則認定」の仕様に基づいてサッシを製造・販売しており、

実際に個別に耐火試験をする必要がありませんでした。

そして国土交通省の調査により一部の製品に不適合が判明した。

(不適合製品はすぐに販売中止となった)

また、「通則認定」を受けていたすべての製品が不適合だった

わけではないが、当時の国土交通大臣の発言により、

これからは製品ごとに国土交通省に申請し、

指定性能評価機関の防耐火性能試験をクリアして初めて認定される

「個別認定」に切り替えていくことになりました。

また、これを機に各メーカーからはよりパワーアップした

製品が続々と登場しています。

確かに、個別認定製品を選定した方が安心だと思いますが、

2倍とは言えないまでも防火サッシの価格がアップするのは

避けられません。

コストを重視するのであれば、窓の大きさや位置をあきらめて防火サッシ

を最低限におさえる方法もあります。

また、いろいろとご提案もさせて頂きますので

防火・準防火地域での新築・建替をお考えの方は

お気軽にご相談ください。

それでは また。




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