断熱材

こんにちは 足立です。



いや〜今日も暑いですね〜。

家の中もさすがにエアコンの出動フル回転です〜。

そもそも断熱って何と思いませんか?

たとえば冬場の場合、「温度は、高い方から低い方に移動する」と考えるとイメ

ージしやすいかもしれません。

断熱がないと、暖かい室内から寒い屋外へ温度が逃げていきます。

夏場の場合は逆に「温度の低い方から高い方へ」、涼しいエアコンの前から、

暑い屋外へ・・・。断熱しない場合だと、約8割の熱が逃げていくと言われてい

ます。この熱移動を阻止するのが断熱材です。

多くの断熱材は、その素材の中にある小さな無数の空気のかべ(小部屋)によっ

て、熱が逃げていくのをくいとめる仕組みになっています。

断熱材には、素材によって大きく分けて3分類ありそれぞれに特性が異なりま

す。使い方に注意をしないとのちのち結露とカビに悩まされること

にもなります…。

1つ目は、自然系断熱材と言われる物で、ココヤシ繊維、綿状木質繊維、セルロ

ースウール、コットン、ウールなどがあります。結露しにくい。(吸放湿性が高

いということは、断熱材自体が呼吸をしているようなもので、結露をおこすこと

なく湿気を調整してくれます。)

天然素材やリサイクル素材を使用して断熱材を作るため、製造時の環境負荷が小

さいです。

2つ目は、プラスティック系断熱材で、硬質ウレタンフォーム、高発泡ポリエチ

レン、発泡炭化カルシウム、発泡ガラスなどがあります。

結露しにくいですが、一次製造エネルギーが高く、環境負荷が大きいです。

3つ目は、鉱物系断熱材といわれるもので、グラスウール、ロックウールなどで

低価格で施工しやすいですが、結露はしやすいです。しかし、防湿層を設けるこ

とにより結露を防げます。

断熱材にも、さまざまな特徴がありますので導入される時はご相談下さい。


それではまた。


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