冬場の結露について

皆様こんばんは、安達です。
今朝は松原でも雪が積もり、弟は喜んでいたのですがそれほど多くなく
昼ごろには無くなってしまい残念がっていました。
さすがに去年程積もるのは自転車で通っている私としては遠慮願いたいところなので難しいところです・・・

さて、これだけ寒い日が続きますと皆様のお住まいの窓にもこんな雫が浮き上がっているのではないでしょうか。

冬場だけではなく、夏場暑い中でガラスのコップへ冷たい飲み物を入れた時にも目にする「結露」という現象で、住まいづくりについて考えておられる多くの方も気にされているものではないでしょうか。

本日はその結露についての仕組みを少しご紹介!

まず、ガラスの表面でみるとわかりやすいのですが、結露という現象が起こると出てくる水滴はどこから現れるのか。
これは空気中に含まれている水蒸気が基なのですが、同じ体積の空気に含む事が出来る水蒸気の量は空気の温度によって大きく変わります。
空気は温度が高いほど、たくさんの水蒸気を含むことができる性質があり、逆に温度が低いほど少ししか水蒸気を含むことができません。
この最大量を超えた分が、目に見える形(水滴)として現れます。

つまり、冬場に室温20度程度で過ごしていて、その温度ではまだまだ空気中に含む事が出来る水蒸気量に余裕があったとしても、外気で冷たくなっている窓ガラスに触れた空気は、器に注いだ水の量がかわらないまま、器の大きさが小さくなっていくように含む事ができる水蒸気の最大量だけが減っていき、その量を超えた分が水滴となる(結露する)という事です。



結露は窓周りだけではなく、時に構造にも大きく影響を与えてしまう現象ですが、
様々な工夫によって対策する事が出来ます。
そちらについては次回ご紹介!

↓ランキング参加中!よろしければ1クリックお願いします!!

人気ブログランキングへ